こんにちはゆきさんです。
もう夏ですねー汗
みなさんは夏を楽しんでますか?
夏は祭りにプールに海水浴と色々と楽しいイベントが盛りだくさんですよね。
特に暑い日の海水浴なんて最高です!
しかしみなさん、海には危険な生物が多いのを知っていますか?
しかも現在、湘南海岸で大量発生中だそうです……
今日はそんな中で特に厄介なクラゲの一種であるカツオノエボシについて記事にします。
神秘的で危険なカツオノエボシとは
太平洋、大西洋、インド洋に広く分布している。日本では本州の太平洋湾岸でよく見られる。カツオが到来する時期に黒潮に乗ってきて、浮き袋の見た目が烏帽子に似ていることから、三浦半島や伊豆半島でカツオノエボシと呼ばれるようになった。
英名の「Portuguese Man O’ War(ポーチュギーズ・マノウォー)」とは、「ポルトガルの軍艦」の意。海上に出ている部分が、帆を張ったポルトガル海軍のキャラベル船に似ていることから名前が付けられた[1]。また、その毒性の強さから「Floating Terror(浮遊する恐怖)」とも呼ばれる。
引用元:ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典 カツオノエボシ
写真を見てもわかるように非常に神秘的できれいな色をしていますよね。
海で泳いでいるときにカツオノエボシがいると映そうですよね。
そんな神秘的できれいなカツオノエボシですが見た目に騙されてはいけません。
非常に危険な武器を持っています。
カツオノエボシの危険性
カツオノエボシの危険性としてはその毒性です。
刺されると激痛やせき、くしゃみ、心拍数の上昇、中には呼吸困難を引き起こし痛みは数日続きます。
また、複数回刺されてしまった場合はアナフィラキシー反応で亡くなってしまう人もいるそうです。
カツオノエボシは触手に強力な毒を持っており、触手に触れると微小な毒針が発射されます。
その毒針に含まれる毒が炎症や痛みを引き起こし人々を苦しめます。
予防方法として
- 接触による刺激で毒針が発射されるため触手に触れない
- 海岸などで打ち上げられたカツオノエボシを見つけても絶対に触れない
などがあげられます。
つまり触れることによって毒針が発射されるので触らないのが一番の予防です。
また、カツオノエボシは体が透明と青い部分があり海の色に溶け込むので見つけることが困難です。
泳いでいる際にカツオノエボシと遭遇し、万が一刺されてしまった場合パニック状態に陥り、溺れることがありますのでまずは落ち着いて岸に上がりましょう。
カツオノエボシに刺された場合の治療法
まずは海水で洗い流し、タオルなどで触手を除去してください。
この時に素手で触ってしまうと触った手にも毒針が発射されるので必ず素手では取り除かないでください。
除去した後に氷で患部を冷やして病院で治療してください。
ステロイド外用薬などの軟膏も効果があります。
刺される前にクラゲ除けローションを塗っておくことでカツオノエボシが寄りにくくなります。
やってはいけないことは
- 砂をかけて患部を擦る(毒針が深く刺さります)
- 真水で洗う(毒液が体内に流れやすくなる)
- 温める(炎症が進行してしまう)
これらをやってしまうと症状が悪化してしまうので気を付けてください。
まとめ
カツオノエボシと遭遇した際は
- 触らない
- 近づかない
を徹底すれば刺されることはありません。
見つけた場合はその場を離れましょう。
そして現在湘南海岸で大量発生しているそうです。
7月に入り休みの日は子供と一緒に海水浴を楽しむ人が多いですが、海にはこういう危険な生物が生息していますのでくれぐれも子供から目を離さないようにしてください。
普通のクラゲに刺されても痛いので先ほど紹介した、クラゲ除けローションを持っていきましょう!
カツオノエボシの他に熱中症にも気を付けて夏を楽しみましょう!
